注文住宅を考える≪土地の境界線≫
大型連休から一週間が経ち、やっと通常のリズムが戻ってきましたね。
そこでブログも久々に ~注文住宅を考える~ に戻って、今日は土地の境界の
お話をさせていただきますね。
以前、土地の名義のお話をさせていただきましたが、同じようにこちらも
こじれると大変な事になってしまいます。
やはり問題が発生しやすいのは、昔からの古い土地です。
もちろん、土地四方の境界がはっきりされていれば問題はありませんが、
お隣や裏のお家とも、永らく御近所付合いをされてこられていて
境界が暗黙のままになっているところって少なくないですよ。
ところが、どちらかが建て替えられることとかになって、敷地をキッチリ測ろうとすると
「この塀は、亡くなった親父が建てたから、うちの敷地だ」 「いや母親からここまでと聞いていた」
なんてことになってしまうこともあります。
気のもとめてなかった道路との間の溝だって、ご自宅の敷地の一部なのか?
道路に含まれているか?
昔は地績測量図が無いものも多いですし、法務局にあっても長さの入って無いものもあります。
少し費用はかかりますが、土地測量事務所さんに入ってもらって、キッチリしておくことを
お奨めします。
名義の時と同じように時間が経てば経つはど、難しくなっていきますから。
それと、第三者に入ってもらうことで、御近所との間もこじれずにすむことが多いですね。
また、土地を購入される場合も地績測量図がある場合はいいですが
境界ポイントだけは不動産屋さんにキッチリしてもらって下さいね。
目には見えませんは土地の間に里道が通っていたなんてこともありますし、
敷地内の排水菅にお隣の排水が流れていたなんてこともありましたからね。