スタッフブログ
大阪・堺市で注文住宅を考える~建築工事の流れ 上棟
注文住宅を建てられたて完成後 「一番感動されたのは?」 とお聞きさせて頂くと
「上棟式」 とおっしゃられるお施主様が多くいらっしゃいますよ。
「完成した時じゃないの?」 思われますよね。
注文住宅の完成を喜ばれるはもちろんです。
ただ、完成は徐々に出来あがっていくのを感じていただきながらのゴールなのですが
上棟は、つい昨日まで基礎しか無かった敷地に一日で図面で見ていたお家の
輪郭がわかる骨組みが現実的に出来あがってしまうのですから 「家を建てた!」 と言う
実感がわかれて感動されるのだと思います。
では、簡単に流れをご覧ください。
↑ 1階の柱が建ちました。
↑ 1階の梁が掛けられています。
2階に見えている柱はs通柱です。
松家工房の柱は、もちろん全て国産桧材です
↑ 2階の床合板を敷いているところです。
↑ 2階の梁を掛けていってます。
↑ ついに棟上完了です。
↑ お施主様と棟梁で主になる柱やトイレ等をお酒と御塩、洗い米でお清めしています。
この後、お施主様御家族と大工さんで御神酒で乾杯させて頂き、
お施主様が職人さんたちの労をねぎらい御用意下さったお料理を、
楽しく頂戴させていただきました。
大阪・堺市で注文住宅を考える~建築工事の流れ 特別編 地中熱利用熱交換換気扇
最近の住宅では、玄関や廊下に階段を設置するのではなく、LDKから2階に上がる
イン階段を希望される御家族や吹抜があるプランでは、どうしても冷暖房の
効率が下がってしまいます。
折しも節電が大切なこの時期、得に気になられますよね。
今回、注文住宅を建てさせて頂いておりますH様邸は3階と言うことで
空気の上下の流れが大きくて心配していました。
そこで、床下地中熱を利用した全熱交換換気システムを御提案させていただきました。
本当に簡単に説明しますと、冬にエアコンをつけますと暖かい空気は上に
上がってしまいます。
これを床下に持って行ってあげて、冷たい空気は外部に排気して
外部から入ってきた冷たい空気と、上から下りてきた暖かい空気と地中熱(冬の床下で
15℃前後)をが混じりあってから室内に空気を給気します。
夏は反対で、冷たい空気は下に下がりますから、地中熱(床下で25℃前後)からの
暖かい空気と混ざりあわせて冷たくなってから室内に空気を給気します。
つまり、折角エアコンで冷たくなった空気が出て逃げてしまいますから、出ていってしまう
冷気で入ってくる空気を冷やすてことですかね。
その上に、今回は床下に蓄熱暖房機を設置させていただいて
温まった空気を各室へ運んでもらいます。
これによって、冷暖房費を軽減できるそうです。
また、給気を高性能花粉フィルターを透して行うことで99.8%除去出来るそうです。
(実際に居住されている家屋における測定らしいです。)
また、ハウスダストは床上30センチぐらいまでにほとんどが集まると言われているのですが
室内排気は床面からですので効率的に除去されるみたいですよ。
次回は、いよいよ上棟です。
お楽しみに!
大阪・堺市で注文住宅を考える~建築工事の流れ 防腐防蟻(白アリ)工事
いきなりですが ? 写真の木材(土台)が青くなっているのは何だかおわかりですか?
そうです!
防腐防蟻剤を散布させていただいた木材です。
タイトル通りなんですから、当たり前ですよね(笑い)
最近は環境や安全性を気される方もいらっしゃって
従来からの農薬系薬剤に加えて除虫菊のエキスや木炭を主成分にしたものもあります。
いろいろ調べた結果今回、松家工房では 〔ホウ酸塩〕 を主成分にしたものを
使用しています。
ホウ酸塩は、目薬などにも利用させていて、腎臓を持つ哺乳類は余分なホウ酸塩を
排出出来る為安全ですが、白アリなど腎臓を持たない生物はエネルギー代謝が
停止して餓死するそうです。
また、カビや雑菌にも効果があり、木材に浸透して腐朽菌からも木材を守ってくれます。
もう一つの大きな特徴は分解されず揮発、蒸発・しないので空気を汚さず、
維持効果が長いので、通常の防蟻剤は5年保証なのですが
今回のものは10年損害保証が可能です。(2・5・10年目に定期点検があります。)
これって安心ですよね!
大阪・堺市で注文住宅を考える~建築工事の流れ 基礎工事④
前回、ベースコンクリートを打設している所まででしたね。
↑ベースコンクリートを打設し終わると、このような状態です。
ここで覚えていて頂きたいのが、まん中に四本の横並んでいる突きだしている
鉄筋部分です。
ここから同じように立ち上りもコンクリートを打設して基礎の完成です。
(同じようにコンクリートの打設になりますから省略させていただき、いきなり完成です。)
ここで注目して頂きたいのが、右側の大きな四角く囲まれた立ち上り基礎の中にある
四本の横に並んだ独立基礎です。
そうです! 先程の鉄筋が飛び出ていたところです。
以前、松家工房はこだわりの 「束無基礎」 ですとお話していましたのが
これです!
図面で御説明しますね
どちらがより強いか、おわかり頂けましたか?
外周基礎と同じように内部の床も基礎で支えているのですから
床が下がってくるなんてありません。
また、土台や大引き(内部の土台のようなもの)を施工した時にも
見ていただきますね
それと、今回は図面にある換気口は取らせていただいてません。
これもまた御紹介させていただきますが、地熱を利用した換気システム を
させていただく為なんです。
次回からは、いよいよ上棟に向って大工さんの工事が始まります。
お楽しみに!