スタッフブログ
東北三陸沖大地震 ~ 自宅を建築中の皆さんへ ~
まだ余震もおさまらず、原発の危機も予段を許さない状態ではありますが、
時間が経つにつれ被災者への支援やインフラ整備へ前向きな行動が求められています。
松家工房にも14日から住宅建材の各メーカーや代理店・建材店から建築資材の出荷が
遅延するむねの連絡が次々FAXやメールで送られてきています。
工場が被害にあって生産出来ないメーカーもありますが、仮設住宅などインフラ整備のために
資材を災害優先供給するためです。
だだこのような連絡が今般テレビで報道されているスーパーの買い占めのように、建築資材の
買い占めに歯車を掛けなければよいのですが・・・・
建築会社や工務店は、自社のお施主様が大切です。
お施主様に迷惑を掛けないように、工期に送れなく工事を進めたいのは、もちろんでしょう。
ただ、
新築への入居を楽しみにされでいる方々
かたや、家族を失い家を失い避難所で寒さに耐えている方々
天と地の違いです。
今、自宅を建設中の皆さん、工事予定の皆さんの 「災害地を優先してあげて下さい。」 の
一言を建築会社、工務店に伝えて頂ければうれしいです。
東北三陸沖大地震 ~ 節電の御協力の訂正 ~
昨日、関西電力に勤務されているから廻っている節電協力お願いを書かせていただいたのですが、
その後、関西電力より 「チェーンメールを送ることはございません。」 とホームページ等で
コメントを出されました。
みなさんには、誤った情報を伝えてしまって大変申し訳ありませんでした。
ブログをみていただい方からも、わざわざ御連絡も頂き、本当にありがとうございました。
情報元は定かではありませんが、ただ何か役に立つことがしたいとの思いは大切にしたいと
思います。
東北三陸沖大地震 ~ 御協力下さい ! ~
時間が経つにつれ被害の大きさに言葉を失ってしまう大惨事ですね。
遠く離れた私達はテレビを見ながら憂うしか無いのかと微力のさを感じていました。
そこへ昨夜、友人から 「関西電力に勤務している人からの協力依頼」のメールが届きました。
もう御存じの方もいらっしゃると思いますが、その内容を下記に転写させて頂きます。
私達にも出来ることがあります。御協力お願いします。
『 関西地方に御住いのみなさん
東北三陸沖大地震に伴い、関西電力が東北電力への電力提供を始めました。
少しの節電でも立派な支援になります。
電子レンジや炊飯器など、普段差し放しのコンセントを今日だけでも抜き
一人一人が出来る節電の御協力をお願い致します。』
このメールを出来る限り広め、節電による送電の支援が出来ればと思いますので
御協力お願い致します。
マンションリフォーム (改装工事)
3日からマンションのリフォームをしています。
一口にリフォームと言いますが、一日で終わるような簡単な工事から
新築よりも大変な工事まで、さまざまです。
リフォームする場所や箇所によっては家財道具の移動だけでも一苦労です。
自宅にお住まいになりながらの工事になるとなおさらです。
極力短期間に完成させて差し上げたいですし、ほこりや音の問題など最低限の生活環境や
生活空間の確保も大切になってきます。
今話題のエコポイントの対象となる窓を二重窓にする工事などは下調べさえしておけば
時間も掛りませんし、簡単な工事なんですけどね。
でも、壁をつぶしたり、天井をつぶしたりとなると大変です。
建築当初のしっかりした図面があればいいのですが、中々あることはありません。
ある程度は、建築知識と経験から 「こうなっているだろう」 と計画を立てていますが
いざ工事が始まると想像のつかないようなことになっている場合も多々あります。
図面をいただいてても、図面通りでない場合もあります。
そんな時に経験からの判断力や応用力が、より必要とされますから、
リフォームこそ建築をよく知ったベテランの監督が必要だと思います。
注文住宅を考える≪注文住宅とフリープラン≫
注文住宅って、どんな住宅?って思われているか方いらっしゃいませんか?
フリープランと注文住宅を混同されている方も、いらっしゃいますよね。
「これが注文住宅です」なんて定義はありませんが、一般的な住宅形態の
お話をさせていただきますね。
まずは建売住宅、これは御存じですよね。
完成した住宅を土地とセットで購入する住宅です。
最近では分譲地に1~2棟最初に建てた建売住宅をモデルルームとして使用して
その後、建売住宅として販売している場合もありますね。
次は分譲地の売建住宅、これも土地と建物のセット販売ですが建物は建っていません。
建物はフリープランという言い方で、平立面計画等はある程度の希望を聞いてもらえます。
ただ、坪数は30坪をベースにしているところが多く、立面も分譲地でイメージを
決められていることが多いですね。
住宅設備や外装、内装も標準品が決められていますが、その中からは選ぶ事が出来ます。
ですから、この売建住宅を注文住宅と勘違いされるんですよね。
ただ与えられた範囲の中から選択出来るだけなので、御自分のイメージに向けて
造り上げていく注文住宅とは違います。
それでもイメージに近づける為に、標準品(選択範囲)以外から選びたいとなると
とんでもない追加金額になってしまいます。
ここから注文住宅のお話に入る前に建売住宅・売建住宅と注文住宅の根本的な形態の
違いのお話をしておきますね。
まず建売住宅・売建住宅は不動産会社が販売する土地がメインなんです。
「建築も設計・施工でされていますよ」て、おっしゃるかも知れませんが、あくまで母体は
不動産会社で設計や建築も手掛けるようになっただけですから土地の販売が基本です。
土地に家が付いてくると言う感じです。
それに対して注文住宅は設計や施工と家の建築がメインなんです。
ですから設計事務所・建築会社・工務店との契約になります。
不動産と建築、切っても切れないほど接点はありますが、あるもの土地と造り上げる建物
根本の考え方はまったく違います。不動産は売る事が主体で建築は造る事が主体ですから。
では、注文住宅はといいますと、自分達の住みたい間取りの家を最適な工法で
自分達の使いたい素材(材料)を使って、自分達だけの家を造ると言うことです。
一番わかりやすいのは設計事務所(建築家)に設計を依頼して建築会社や工務店に施工を
依頼する場合ですね。
隣とは違う、あなただけの家造りをしてもらえます。
(まれに売建住宅でも「建築家と建てる家」とかありますが、これとは違います。)
また松家工房のような設計も施工も出来る工務店・建築会社に依頼する場合のそうです。
一社ですから計画から完成までぶれることなく家造りを任せることが出来ますね。
ただ、あれもしたい、これも入れたいとなると金額も高くなってしまいますが、
御自分たちの価値感に合わせて、お金の掛けるところと掛けないところを選択出来るのも
注文住宅ならではです。
要するにありきたりですが オンリーワンの家を建てれるのが注文住宅です。
まだまだ書きたりないのですが、次回に置いといて今日はこれくらいで・・・