スタッフブログ
けやき通り文化の集い ≪堺市堺区≫
松家工房の事務所は堺市中三国ケ丘のけやき通り沿いにあります。
南海電車の堺東駅と三国ケ丘駅のちょうど真ん中ぐらいです。
どちらにも歩いて10分くらいですし、JR堺市駅にも15分で歩いて行くことが出来ます。
名前のとおり、通りの両サイドにけやきの木が立ち並んでいます。
事務所は3Fで古くて、どうしょうもないくらい狭くて・・・・・
でも、自然が感じられて、すてきで大好きな事務所です。事務所にするなら、昔からここが良いと思っていた所です。
北側の窓
階段の窓
南側の窓
春には、木々の芽ぶきを、いち早く肌で感じることが出来ます
夏は、緑が道路を覆ってくれてますから、アスファルトの照り返しをやわらげてくれます。
ただセミの鳴き声は、想像以上だと思いますよ。(笑)
窓を開放してるとセミも蝶々も事務所を横断していきます。
秋は、もちろん紅葉です。 例年なら紅葉のトンネルが楽しめるですが今年は気候変動のせいか
紅葉せずに落ち葉が舞っています。
冬は、落ち葉のお掃除が大変ですが、落葉ならでの樹形の美しさを楽しめます。
今日は、事務所の向かいの旧天皇貯水池で 「けやき通り文化の集い」が開催されています。
久々に打合せも無く、穏やかな日曜日です。
ガーデン立水栓 ≪堺市注文住宅 I邸≫
以前から、お話しています堺市 I邸のウッドデッキ工事が始まりました。
I様から 「この機会に立水栓も、おしゃれな感じにしたい」との御依頼がありました。
でも既製品のガーデン立水栓って、あまりイイものが無いんですよねぇ
その上に金額も高いわりにカタログや写真ではレンガのように見えていても、ほとんどがガラス繊維セメントなんですよ。
そこで本当のレンガを使って立水栓とパンを造らせていただきました。
そして昨日は(10月30日)は、御家族で砂利をパンの底の部分に埋め込んで頂きました。
底ベースとなるモルタル塗りが適度な水分になるまでの間に、どんな石をどんな風に並べるのかの構想を
お母さんが実際に石を並べていたのですが、まだ3歳のヒロ君は上から別の石を混ぜちゃうやら踏んずけて
潰しちゃったりと、これはどんなものになるかと心配していました。
ところが本番になると、一生懸命にきれいに石を並べてくれました。
大海を泳ぐクジラをおかあさん、メモリアルの年月をおとうさん、海をヒロ君が担当して
素敵な手造りのガーデンパンが完成しました。
これが大きくなられたヒロ君、御家族の思い出になってくれればと思います。
堺市緑ヶ丘で注文住宅建設中のY邸≪外壁≫
10月12日 朝から外壁の色の打合せを工事中の現場でさせていただきました。
Y邸は、モルタル下地に吹付け仕上をさせていただきます。
また、モルタル、サイディング等のお話や吹付け材の種類のお話は後日させていただいて、今日は色を決める時のお話です。
外壁の色は各塗装メーカーさんが吹付材のサンプル帳を作っておられまして、ほとんどはそれを見て決めます。
だだこのサンプルが小さくて小さくて、横4センチ×縦2センチぐらいの色がたくさん並んでいます。
これが自分に家の外壁になったらなんて、なかなか想像出来ませんよね。
松家工房では、事前に何色かをピックアップして横30センチ×縦21センチぐらいのサンプルをメーカーさんに作ってもらっています。
これでも、小さいですがまだましです。
そのサンプル板を現場に並べて打合せをさせていただきます。
松家工房は必ず現場で打合せをさせていただきます。
なぜなら本当の色はその場所でしか、わからないからです。
室内だと照明器具の光に左右されてしまいます。
明るかったり暗かったり、白っぽいかったり、黄色ぽかったり太陽光とは違った見え方になってしまいます。
また、同じ太陽光でも、その建物が南向きなのか北向きなのか東西南北で、まったく違ってみえてきます。
そして光が当たった状態と陰になった状態を見ていただきます。
光でまったく違う色に見えてしまいますよ。
特に薄い色は、強い光が当たった状態では、ほとんど同じような色に見えます。
また、近燐の建物によっても見え方は変わって見えます。
先程、想像がつかないとお話させて頂いた時に「色つきパース」を見せてくれればと思われた方も
いらっしゃったんじゃないですか?
最近のパースは、パソコンで描かれたものがほとんどです。
一見写真のようにリアルに見えます。ただやはり写真ではないのです。
光もパースがきれいに見えるように当てています。
そこが盲点で、お客様はイメージではなくそのものになると思って、完成時にパースと違うとの
トラブルが増えているんですよ。