スタッフブログ
大阪・堺市で注文住宅を考える≪サイディング≫
また、いきなり サイディング のお話にさせていただきます。
と言うにも、堺市駅のすぐ近くで15年前に建てさせて頂いた注文住宅 I邸で
サイディングの塗装工事と内装全面改装工事をさせていただいているからなんです。
サイディングが外壁材として日本で使用され始めて30年くらいになるのでしょうか?
当初は、横ラインのデザインがほとんどでしたが、現在のような多彩な色、柄が商品化されはじめ
外観を手軽にデザインしやすことと工期が早いことから、単色のモルタル塗装仕上に変わって
一揆に外壁材の主流に変わっていったのは17年ぐらい前からでしょうか。
今では石、タイル調から金属、コンクリート、木目調と本当に多彩で、
何層にも塗装を重ねて本物より複雑な表情のものあります。
ただ、この塗装が10何年後のメンテナンス(塗替)になると、厄介なことになってしまいます。
基本的には現在は各メーカーで塗膜保証が10年はありますから、ほぼ10年ごとに
シーリング(コーキング)の打ち替えが必要ですから、その時にクリア塗装をしておけばいいと
思います。
でも、年数が過ぎてクリア塗装では無理な場合、単色なら問題ありませんが、
タイルの1枚1枚が何層のも多色塗りを、現場で元通りには無理になってきます。
ただ、1枚1枚の色違いまでは無理ですが少しでもタイルのイメージに近づけた塗装を
今回I邸では、御提案させていただきました。
わかりにくいですが、左斜め上(グレー)が単色塗装、その次がタイル部分と目地の色を変えたツートン塗装、
そして右側のぷつぷつと柄があるのが多層塗装です。
どうですか?やはりリアルさが違いますよね。
ただ、塗装価格もかなり変わってきます。
今では、メンテナンスを考えられて光触媒のサイディングや色あせや汚れに強いコーテングをした
商品も発売されていますが、やはり高額になります。(塗膜保証は10~15年)
厚みも12ミリ~35ミリぐらいまでありますから価格的にも選ばれるもので倍くらい違ってきます。
本物のタイルを張るよりも高額になる商品もあります。
色、柄だけでは無く、初期予算とメンテナンス費用を考えて検討する必要がありますね。
大阪・堺市で注文住宅を考える≪洗濯物干し場≫
じめじめとした日が続いてますね。
こんな梅雨の季節、お洗濯物が乾かず主婦の頭を悩ませますね。
で、前回のサンルームからのつながりもあって、洗濯物干場のお話をしますね。
どこを洗濯物干場にするのかは、もちろん平面プラン段階からキッチリと決めて
置かなければいけません。
「そんなの、べランダがあるでしょ?」
もちろんです。 ただ、そのベランダをどこにするのかが問題です。
たとえば、素敵な外観!
でも、その玄関の真上がいつも洗濯物でいっぱいだったら、ちょっとがっかりしちゃいますよね。
光の関係もありますが正面では無くて、せめて側面に配置出来ないかとか・・・
また最近ではデザインと目隠しの実用性を兼ねてベランダの前に格子建てるケースも多いです。
それと室内から洗濯を干すベランダへの経路も検討の必要があります。
たとえば子供室に面したベランダですと子供さんが小さい時はいいですが
成長と共にプライバシーの問題が発生します。(特に男の子の場合)
大げさなって思われるかも知れませんが、出来れば廊下や寝室からのアクセスが望ましいですね。
それと敷地の問題が許されるのであれば、階段を使う負担の少ない1階が望ましいですね。
次に、この季節の対策としては、先日お話したユーテリティ的サンルームがあればいいのですが、
費用がかなり掛ってしまいます。
今は、ほとんどの洗濯機に乾燥機能が付いてますし、浴室換気乾燥機を設置される方も
多いと思います。
だだ、電気代の問題と節電の問題がありますね。
後、最近は専用洗剤も開発されている部屋干しですが、住宅でも使用する時だけ
引き出せたりする物干しとかも出来ていますから紹介しますね
パナソニック電工の「ホシ姫」は電動スイッチで天井に収納された物干しパイプが下がってくるものです。
同じようなタイプで手動の商品も他メーカーで発売されています。
次は、壁に12×9センチぐらい箱を両サイドの壁に取付ておいて、
そこから内臓されたワイヤーを引き出し反対側に引っかけるものです。
これは、窓枠の内側に設置したアームを引き下げるタイプです。
他にもいろんなタイプがありますが、いずれも建物が完成してからでは
取付困難ですから設置場所も含めて、最初に検討されるのも1つですね。
大阪・堺市で注文住宅を考る≪サンルーム≫
このシリーズ、前回まで土地のお話が続いていたかと思えば
いきなり サンルーム に飛んじゃって御免なさい。
と言うのも今、工事中のリフォームのお宅でサンルームを設置させていただくことになったからです。
サンルーム って夢のある良い響きですね。
でも、お安いものでもありませんから 「作ったげど、ほとんど使ってないの・・・」 なんて
後悔しないように、しっかり検討してからにして下さいね。
まずは、どのような用途で考えていらっしゃるかですね。
コマーシャルのように、リビングの延長としてのサブリビングとしてですか?
TOSTEM_Photods_2011529131636
それとも、最近増えてきている洗濯物を干すなどユーティリティー要素の多いですか。
某メーカーでは「ほせるんです」って商品名のものもあるぐらいです。
この場合は、花粉の問題や、これからの時期の家干しを気にされる方が希望されますが
目的がはっきりされているので後悔されることは少ないですね。
「どちらにも使えるじゃあないですか?」 実質的には、もちろん可能ですよ。
カタログ等でも、多目的ルームに使えます。ってアピールされています。
ただ、ほんのたまにはいいですが、リビングから夢のサンルームを見た時に
洗濯物が干されてたら、お金をかけて、わざわざリビングルームまで台無しにしてしまいませんか?
では、リビング続きのサンルームを考えておられる場合のお話をしますね。
確かに、素敵ですね。
リビングも広く見えますし、解放感があり、ぽかぽかと日向ぼっこ・・・
ただ夏は、暑いです!覚悟しておいて下さい。
屋根には、熱線吸収の材質のものを使用したり、日除けシェードやスクリーンを付けたりしても
暑いですよ。
ただ、シャードによって隣室への遮熱効果は期待できます。
エアコンまで付けられた方もいらっしゃいます。
冬も日が差している時間は気持ちいいですが、夜は寒いです。
隣接している部屋への冷たさは、やわらげてくれますが。
あくまでサブルームと考えておかれた方がいいと思います。
部屋が狭いから1つ部屋を増やすつもりとか、リビングをサンルームでと思っておられると
後悔しやすいかもしれません。
それと建具の開口の仕方も、よく検討されて商品を選ばれるといいですよ。
折戸で全開口出来るタイプも、カタロブで見ると解放感があって素敵ですが、
網戸が必要だと思われるなら、イメージが違うかも知れませんから確認しておいて下さい。
私は、目的がはっきりされている場合は良いと思いますが、そうでないなら
リビングに隣接ならデッキに屋根があるぐらいでも良いのかもと思います。
↑リビング前にガラス屋根付きウッドデッキを設置させていただいた堺市の注文住宅T邸です。
注文住宅の設計・施工
昨日は、松家工房建築士事務所の登録更新申請に行ってきました。
「えっ、建築士事務所?」て思われました?
そうなんです、松家は登録された列記とした設計事務所でもあるんですよ。
ですから 注文住宅の設計から施工まで をトータルでお手伝いさせていただけるんです。
本当は宅地建物主任の免許もありますから申請すれば不動産業のお仕事も出来るのですが、
私達は注文住宅やリフォームを設計・施工させていただいて 「松家で良かった!」 と
喜んでいただけるようにすることが 天職 だと思っていますから、他に手を広げて時間を使うより、
少しでも良いものを御提案出来るように時間を費やしたいと思っています。
注文住宅を考える≪土地の境界線≫
大型連休から一週間が経ち、やっと通常のリズムが戻ってきましたね。
そこでブログも久々に ~注文住宅を考える~ に戻って、今日は土地の境界の
お話をさせていただきますね。
以前、土地の名義のお話をさせていただきましたが、同じようにこちらも
こじれると大変な事になってしまいます。
やはり問題が発生しやすいのは、昔からの古い土地です。
もちろん、土地四方の境界がはっきりされていれば問題はありませんが、
お隣や裏のお家とも、永らく御近所付合いをされてこられていて
境界が暗黙のままになっているところって少なくないですよ。
ところが、どちらかが建て替えられることとかになって、敷地をキッチリ測ろうとすると
「この塀は、亡くなった親父が建てたから、うちの敷地だ」 「いや母親からここまでと聞いていた」
なんてことになってしまうこともあります。
気のもとめてなかった道路との間の溝だって、ご自宅の敷地の一部なのか?
道路に含まれているか?
昔は地績測量図が無いものも多いですし、法務局にあっても長さの入って無いものもあります。
少し費用はかかりますが、土地測量事務所さんに入ってもらって、キッチリしておくことを
お奨めします。
名義の時と同じように時間が経てば経つはど、難しくなっていきますから。
それと、第三者に入ってもらうことで、御近所との間もこじれずにすむことが多いですね。
また、土地を購入される場合も地績測量図がある場合はいいですが
境界ポイントだけは不動産屋さんにキッチリしてもらって下さいね。
目には見えませんは土地の間に里道が通っていたなんてこともありますし、
敷地内の排水菅にお隣の排水が流れていたなんてこともありましたからね。