注文住宅って、どんな住宅?って思われているか方いらっしゃいませんか?
フリープランと注文住宅を混同されている方も、いらっしゃいますよね。
「これが注文住宅です」なんて定義はありませんが、一般的な住宅形態の
お話をさせていただきますね。
まずは建売住宅、これは御存じですよね。
完成した住宅を土地とセットで購入する住宅です。
最近では分譲地に1~2棟最初に建てた建売住宅をモデルルームとして使用して
その後、建売住宅として販売している場合もありますね。
次は分譲地の売建住宅、これも土地と建物のセット販売ですが建物は建っていません。
建物はフリープランという言い方で、平立面計画等はある程度の希望を聞いてもらえます。
ただ、坪数は30坪をベースにしているところが多く、立面も分譲地でイメージを
決められていることが多いですね。
住宅設備や外装、内装も標準品が決められていますが、その中からは選ぶ事が出来ます。
ですから、この売建住宅を注文住宅と勘違いされるんですよね。
ただ与えられた範囲の中から選択出来るだけなので、御自分のイメージに向けて
造り上げていく注文住宅とは違います。
それでもイメージに近づける為に、標準品(選択範囲)以外から選びたいとなると
とんでもない追加金額になってしまいます。
ここから注文住宅のお話に入る前に建売住宅・売建住宅と注文住宅の根本的な形態の
違いのお話をしておきますね。
まず建売住宅・売建住宅は不動産会社が販売する土地がメインなんです。
「建築も設計・施工でされていますよ」て、おっしゃるかも知れませんが、あくまで母体は
不動産会社で設計や建築も手掛けるようになっただけですから土地の販売が基本です。
土地に家が付いてくると言う感じです。
それに対して注文住宅は設計や施工と家の建築がメインなんです。
ですから設計事務所・建築会社・工務店との契約になります。
不動産と建築、切っても切れないほど接点はありますが、あるもの土地と造り上げる建物
根本の考え方はまったく違います。不動産は売る事が主体で建築は造る事が主体ですから。
では、注文住宅はといいますと、自分達の住みたい間取りの家を最適な工法で
自分達の使いたい素材(材料)を使って、自分達だけの家を造ると言うことです。
一番わかりやすいのは設計事務所(建築家)に設計を依頼して建築会社や工務店に施工を
依頼する場合ですね。
隣とは違う、あなただけの家造りをしてもらえます。
(まれに売建住宅でも「建築家と建てる家」とかありますが、これとは違います。)
また松家工房のような設計も施工も出来る工務店・建築会社に依頼する場合のそうです。
一社ですから計画から完成までぶれることなく家造りを任せることが出来ますね。
ただ、あれもしたい、これも入れたいとなると金額も高くなってしまいますが、
御自分たちの価値感に合わせて、お金の掛けるところと掛けないところを選択出来るのも
注文住宅ならではです。
要するにありきたりですが オンリーワンの家を建てれるのが注文住宅です。
まだまだ書きたりないのですが、次回に置いといて今日はこれくらいで・・・