今日は、タイルで施工させていただいたデッキテラスを2件御紹介します。
どちらも、ただタイルを全面に貼るのではなく、少しアレンジさせて頂いてます。
1件目は、堺市堺区南陵町の注文住宅M邸のデッキテラスです。
タイル貼りテラスの一部に開口部を取り植栽スペースとしています。
シンプルなタイルが緑をより引き立ててくれ、タイルの短所である冷たさや硬いイメージを自然の緑の草木が
やわらげくれています。
また、夏の照り返しも木陰がやわらげてくれます。
2件目は、堺市東区大美野の注文住宅M邸のタイルと木を組み合わせたデッキテラスです。
(ダイニングから窓ごしに和室をみた写真です。)
リビング、ダイニング、和室に面しているため、和と洋のどちらから見ても違和感の無いようにと考えさせていただきました。
そのため、和室前はウッドデッキと言うよりは濡れ縁のイメージですね。
またこちらも、単調になりかねないタイルに木のシャープなラインがリズムを与えてくれています。
タイルはシンプルでどんなイメージの建物に合わせやすい代りに、色・柄によっては単調になりがちです。
ただ2件で見ていただいたように、少しい異素材と組合せて上げたりすると、内装・外装・和・洋どんなシーンにも
調和させながらアクセントとなるデッキテラスを造ることも出来ます。
そしてタイルの長所は、なんと言っても、お手入れがしやすく、メンテナンスが少ないことですね。
ところで、デッキ、デッキって外構屋さんみたいって思っていませんか?
松家工房では、注文住宅のプラン段階から外構計画も含めてトータルに設計提案させていただいているからです。
家は家、外構は外構では、調和のとれた家つくりは出来ないと考えています。
特にデッキテラスの設置位置なんかは平面計画から考えておかないと、後からリビングの前だからと
道沿いの正面に設置してしまい、人目が気になって何も出来ないデッキになってしまうかも知れませんよ!