南向きが良いとは限らない?家族みんなが過ごしやすい窓の作り方

あなたは「南向きの窓が絶対にいい!」と考えていませんか?南向きの窓が望ましいというのは、完全には正解ではありません。デメリットもあるからです。

紫外線

日当たりのよい部屋には、当然日光が降り注ぎます。その中には身体に有害である紫外線がたくさん含まれています。肌にも目にも、あまりいい効果は期待できません。さらにこの影響で家具、カーテン、じゅうたんなどにダメージを与え、退色を引き起こしてしまうかも。家の中のものを劣化させる原因はなるべく減らしたいですね。

室温

南向きの部屋は、実はエアコンの調整が難しいのです。日光で温められた部屋は急激に室温が上がる場合があり、特に夏場はエアコンの効きが悪くなってしまいます。
そして家に必ず誰かがいる場合はいいのですが、留守がちな家や独身世帯では、窓を締め切った状態になることが予想されます。朝と夜との気温差が大きすぎるのも、問題ですね。

プライバシー

南向きの窓が「道路に面する」「他人から見える」状況になっていないでしょうか。窓を大きく開け放したり、窓辺でカーテンを開けてくつろいだり、なかなかできないかもしれません。しかし塀や緑でさえぎってしまったら、肝心の日当たりが悪くなることになってしまいます。

こうした障害を避け、日光を十分に生かす方法として、南向きの土地に東南寄りに傾けて建てるという手法があります。また窓の位置・大きさ、間取りを変えたり、ガラスなどで心地よい形で日光を取り入れたり、リフォームによって悪い状況を直せる工法もたくさんあります。ポリカーボネイトなどを使った「二重窓」は断熱効果が非常に得られ、近年人気が急上昇しています。快適な暮らしをお求めのお客さまは、ぜひとも松家にご相談ください。

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